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向「あれっ照にぃじゃないっすか!!!」
岩「おぅ、久しぶりー」
宮「あれ?そこも?笑」
向「俺のダンスサークルのコーチだったんすよー
みんな照にぃって呼んでましたねー」
宮「ほんと世間狭いよなぁ笑
とりあえず、あれっ運んでくれたの?」
向「俺としょっぴーで頑張って運んだ!!」
宮「えーありがとう、じゃあみなさんあちらに…
照、ちょっとやり方俺分かんないからちょっといじってみて」
岩「なんだそのムチャぶり笑」
お客様を康二にまかせて笑、
買ってきた食材たちを舘さんとキッチンから移動する。
宮「この前話してたハッピーエンドじゃなかった噂の蓮くん?
康二が連れてきたんだ笑」
「あー、そうです。
まさかすぎて…ちょっと蓮の顔見れないです。笑」
宮「あ、みんな酒飲むけど…Aちゃんはまだ飲まないよね?何で乾杯する?」
「え?」
宮「先に飲んでると、誰かさんめんどくさいよ?笑」
「じゃあ…ウーロン茶で。笑」
ひととおり準備も終わり、いい時間になったし
みんなで乾杯。
言いつけ通り、(忘れてたけど)
私はまだアルコール飲みません。ウーロン茶です。
「「「「「かんぱーい!」」」」」
今日はみんなに楽しんでもらいたかったし、
翔太のお肉を確保しなければいけなかったのもあって
焼き奉行に徹した。
すると近くに人影。
目「Aーーー」
「あーあーあーあー来てしまった」
目「心の声出てるよ」
「偶然だねっ」
目「俺聞いてないけど」
「やだなあ、私も誘われて…」
目「…さっきから話聞いてればここに住んでるってことくらい分かるよ」
「…蓮に言う必要ないし」
目「…ないけどさ心配じゃん。男性の中に女の子ひとりって。康二は…まぁ知ってるからいいけど。いや良くないけどさ」
「舘さんも康二くんも優しいよ」
目「もっと男と暮らすことに抵抗持ってよ」
「蓮はいつも女の子に囲まれることに抵抗ないの?」
目「なに?」
「…ごめんなんでもない」
目「…とりあえず今日はこれつけて、
お肉の匂いですぐ消えると思うけど」
そう言って小さなボトルで
蓮がいつも使っている香水をぶちまけてきた。
それで満足したのか、みんなの輪に戻って普通に話に混ざっていった。
はぁーーー、思わず不満が出ちゃった。
本人には何も響いてなかったけどね…
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作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年1月30日 16時