おうちで映画 ページ14
.
渡辺side
Aにうち来てって言ったら驚くほどあっさりとOKが下りた。
最近付き合い悪いからな、こいつ。
なんてふてくされてたらごーめーんって言いながらキスしてくれたから許した。
泊まりがいい?んじゃそうして。
なんて流れで決まって。
仕事終わりのAがうちに来た。
「え、すごい準備してくれてる!」
お酒飲みながら映画見たい、って言ってたから、用意してあげましたよ。
渡「そこ座って」
「うん。このタオルケット新しい?」
渡「A用に用意した」
「嬉しいふかふか」
渡「はーい、じゃ乾杯ね」
Aとグラスを合わせてビール。
「仕事終わりのビールうまぁ」
渡「つまみ作ってみたんだけど」
「翔太の手作り?やったぁ」
渡「映画なに見たい?恋愛系がいいって言ってたな」
「そうそう」
タブレット見してやったらAが覗き込んできた。
テレビにつないでさっそく見る。
Aにタオルケット掛けて包んでやった。
「ん?翔太も入る?」
渡「入る」
ぎゅっと身を寄せ合ってタオルケットにくるまる。
酒飲みながらつまみながら。
「あ、ビール終わった」
渡「チューハイだったらある」
「飲む」
渡「枝豆も持ってくるわ」
「悪いねぇ」
Aが映画に集中している間、追加のお酒とおつまみの用意。
テーブルに運んだら再びタオルケットに入って。Aにキスした。
「ん」
咎めたりしてこなかったからAをじーっと見つめて、またキス。
「ねーえー」
渡「んはっ」
.
503人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:わたあめなのは | 作成日時:2024年3月28日 15時