禁断 ページ1
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(首絞めてるので苦手な人は閲覧をお控えください)
深澤side
「ふっかにお願いがあって」
深「ん?なぁに?」
「首、絞めてくんない?」
うちの姫様からの意外な要求に、驚かずにはいられなかった。
深「…へぇ。そういう趣味」
「きもちいんだよ?ふっかなら知ってると思ってた」
深「俺は絞められる側は未経験だねぇ。めめにしてもらったの?」
「まさか。蓮には頼めるはずないよ」
深「じゃあ、誰にしてもらったの?」
「自分で」
あまりにも変態すぎて、つい嘲笑が。
深「あかりちゃん、変態だね」
「変態を分かち合えそうなふっかだから頼めるっつーの?」
俺はあかりに手を伸ばし、ぐっと両手で首を絞めた。
あかりの首が脈打ってるのがわかる。
「ぁっ…あぁっ…」
あかりは苦悶の表情、ではなく。
快 感にとろけていた。
首絞められて感じてるなんて、相当だね。
あかりの顔に赤みが差してきたから手を離す。
「はぁっ…」
深「そんなにイイんだ?首絞め」
「うん…いっちゃいそぉ」
深「誰に調教されちゃったのぉ?」
俺の予想、意外と阿部ちゃんだったりしてね。
あかりの潤んだ瞳が俺を見て。
俺の首に手をかけた。
ぐっと力を籠められる。
あー、あかりの言ってることわかっちゃったや。
苦しいのが、きもちい。
絞めつけられるのが、快 感。
深「んっ…」
ぱっとあかりの手が離れる。
俺が仲間だって気づいたあかりは笑む。
深「ごめんあかり、立っちゃった」
「うわ、変態」
深「どっちが」
「まぁふっかに抱かれる気だったから、全然」
入れながら首絞めたら、どうなっちゃうんだろうな。
試してみたくてゾクゾクしながら、あかりの頭を撫でる。
このことは、この快 感は、俺たちだけの秘密だよ。
呼吸の整ってきた唇で、あかりにキスをした。
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作者名:わたあめなのは | 作成日時:2024年3月28日 15時